FREEDOMのススメ

うつ病から復活を目指して、日々の葛藤の記録

小学生から20代前半までの自分を許せた日。③

今回は、19才〜20代で起きた事を書いていこうと思う。


中学、高校と私は不登校気味であり、人との付き合いが元々苦手であった。
高校を卒業後、デザインの専門学校へ行った私は、一つ歳上の一人暮らしの女の子と仲良くなった。


頻繁にその子の家に行き、泊まったりするようになり、同じグループの人たちが集まる事も多かった。
私は1人でも遊びに行く事が多くあり、自炊をしている彼女に悪いと思い、自分の分のご飯は、買っていくようになった。


ある時から、彼女の態度が変わり始めた…
学校ではいつも一緒におり、昼食も一緒に食べていたのに、他の子と一緒に居るようになり始めた。


中学で仲の良かったグループからハブられた事を思い出し、違和感を感じる日々が続いた。
これではダメだ!そう思い、彼女に電話をして最近私に対する態度が変わったように思うが、何か気に触る事をしてしまったのか?そうであれば改善するし謝りたいと伝えた。


最初彼女は迷った風であったが、そこまで言うなら言わせてもらうと、以下のように私に伝えた。


「転職マニアは非常識だと思う。自分でわかっていないのであれば、常識は人それぞれだから改善は出来ないだろう。」っと。


私は具体的にどんな事を指すのか聞いてみた。

彼女はこう答えた。
「すぐにコレとは出て来ないが、例えば家に遊びに来た時は一緒に何かをやりたいが、転職マニアは自分でご飯を買ってきて食べる」


それに対して私は、親の仕送りで生活しており、生活費がかからないようにする為、自炊をしている事を知っているので、いつも彼女の分を半分に分けて頂くのは申し訳ないと思ったから、自分の分は用意していた事を説明した。


すると彼女はこう答えた
「それであれば、私の分も買ってくるのが普通だ」と


でも私は、彼女が毎日既に食事を準備してある事を知っていたので、それが無駄になってしまうと思い、自分の分だけしか用意しなかったと伝えた。


そうすると、彼女は
「ほら、もうそこが常識違いだよね。考え方が違うんだから改善なんて出来ないと思う」と言った。


会話の収集も付かなくなり、良かれと思ってやった事である事だけは理解してほしいと伝え、終話した。


この出来事から、私は自分が非常識な人間なんだ、良かれと思ってやっていても、人に嫌な思いをさせてたんだとショックを受け、ほとんど学校に行かなくなった。


そして、外出ができなくなった。
なぜかと言うと、周囲の人の顔が見られなくなったからだ。周りの人達、知らない人達の表情が鬼のように見えてしまうのだ。

外に出ると身体が震え出しうつ向いて、そのまま硬直しグルグル世界が回り始め視野が狭まり倒れそうになる症状が出たのだ。


これは、極度に緊張したり対人関係でショックな事が有ると発作の様に今でも出てくるが、深呼吸を行い、私は大丈夫と呪文の様に何度も思うことで抑える事が出来るようになっている。


ここまで私を回復させてくれたのは、高校からの大親友だ。
彼女は根気よく何度も転職マニアは非常識ではない!むしろ優しさから行った事を理解できない方がおかしい!と伝えてくれた。


そして、外に出たがらない私を、一瞬でも良いから出かけようと何度も誘ってくれて、レストランに食事に行くことになる。


レストランでも私はうつ向いて周りを見る事が出来ず、彼女は出来る限り店員さんがそばに来ない様に配慮してくれた。
メニューもまともに見れないため、私が好きなパスタを注文してくれた。
ダメだと思ったらすぐに帰るから言ってと、全てのことをやってくれたのだ。
大恩人で有る。

この時は結局、一口食べただけで視野が狭まり始めたので、もう無理と言って直ぐに帰ったが、その後も何度も連れ出してくれて、周囲の人みんなが私を非常識な人間として見ていないと実感することができた。


そのおかげで、今私は大丈夫と言う呪文でパニックを抑えることが出来ている。


長くなったので、今回はこれにて終了です。
次回は、19才ごろから20代にあった痴漢の恐怖と、婦人科系の病気についても書けたら書きたいと思う。