感性のお話。映画について、思い出話。
私は以前に、映画館で働いた経験がある。
当時は映画大好きで頻繁に、観に行っていた。基本1人で行く感じで、思いついてふらっと映画館へ足を運ぶ日々。
懐かしい。とても懐かしい。
今は、ちょっとお休み中である。うつ病を患ってからからというもの、大好きだった事が出来なくなったり、興味を持てなくなったりしている。
映画と読書はモロだ。読書は想像力が働かないのか、何度も同じ所を読んでしまったりで進まない。そしてそのうち読まずに放置になる。無駄に買った本が大量に放置されている状態だ。
映画は何でかわからない。行きたいという気持ちになれない…あぁ…外出か…
外出は今の私で中々気合いがいる作業だ。余程の理由がない限り、出たくない。
多分、そう思っているから映画を観に行かなくなったのだろう。
っと、まあ、そんな話はどうでも良かった。
今日は感性のお話。
感性とは何か?
広辞苑にはこうある。
感性とは、
- 外界の刺激に応じて、感覚・知覚を生ずる感覚器官の感受性、
- 感覚によってよび起こされ、それに支配される体験内容。従って、感覚に伴う感情や衝動・欲望をも含む
- 理性・意志によって制御されるべき感覚的欲求。
- 思惟{しい…読めなかった。}(悟性的認識)の素材となる感覚的認識。
映画の解説で感性について見た言葉。
映画や、絵画、音楽など受けて側にも感性が求められるような時、良さがよくわからないと言った声を聞く。大体そう言う方は理解したいと思っている場合が多いと思うが、
ちょうど、どうしたら良さをわかってもらえるか考えていた時に、いつ誰が語っていたのか全く覚えて居ないが、とても面白い考え方だと思った感性についてのお話があった。
『沢山の映画を観る中で、中には全く何も感じない作品がある。そんな時は、自分にはその作品を理解する感性がまだ出来ていないんだと思い、何かを感じるまで何度も見続ける。すると不思議な事に、だんだん見えなかったものが見えてくるようになる。だから感性は育てる事ができるんだ』
ああ…素敵。
実際私も試して見たけれど、何度見ても寝てしまう…。
それは、それで感性なのだろうか…。
(感覚によってよび起こされ、それに支配される体験内容。従って、感覚に伴う感情や衝動・欲望をも含む)て書いてあったし。
ちなみに作品は、シンドラーのリストでした…子供の私には早すぎたかな?
その他にも、わりと苦手ジャンルはあって、文学作品の映画化とかは、正直よくわからない…。仕事上、試写などで鑑賞するが全くわからない。???と言った感じ。きっと感性が育っていないのだろうと言い訳した。単純に面白く無かったとも思うが、映像化に向いているものと、そうで無いものはあると思う。チャレンジャーだな。
では、最後に私の感性で号泣した作品を1本紹介してみたい。
こちらの作品。本当にすごい泣く!